[完全スキャンの詳細設定]ウィンドウ
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[ファイル種別]セクションで、スキャンすべきオブジェクトの種別を選択できます。このセクションの既定の設定は、選択されているセキュリティレベルによって異なります。
すべてのファイル
ファイル形式でファイルをスキャン
このオプションを選択すると、ウイルスによって感染している可能性があるファイルのみスキャンします。オブジェクトのウイルススキャンを行う前に、ファイル形式を決めるために内部ヘッダーが分析されます。スキャン中は、ファイルの拡張子も考慮されます。
拡張子でファイルをスキャン
この場合、ウイルスによって感染している可能性があるファイルのみスキャンします。ファイル形式はファイルの拡張子を基に決定されます。
拡張子なしのファイルは、[ファイル種別]セクションで選択されたファイル種別に関係なく、常にスキャンされます。
[スキャンの最適化]セクションでは、スキャンにかかる時間を短縮できる設定を選択できます。
新規作成または更新されたファイルのみスキャン
新しいファイルと、前回のスキャンから変更のあったファイルのみをスキャンするよう切り替えます。このスキャン方法は、単一ファイルおよび複合ファイルの両方に適用されます。
オブジェクトの最大スキャン時間
オブジェクトをスキャンする際に時間を制限するかどうかを切り替えます。指定した時間が経過すると、ファイルスキャンが中止となり、ファイルはスキップされます。
このチェックボックスをオンにすると、既定では30秒後にスキャンが停止します。
[複合ファイル]セクションには、複合ファイルの種別のリストがあり、ウイルスおよび他の脅威がスキャンされます。このセクションの既定の設定値は、設定されているセキュリティレベルと選択されているスキャン種別(完全スキャン、カスタムスキャン、または簡易スキャン)によって異なります。
圧縮ファイルをスキャン
RAR、ARJ、ZIP、CAB、LHA、JAR、ICEのアーカイブのスキャンを有効または無効にします。
インストールパッケージをスキャン
インストールパッケージのスキャンを有効または無効にします。
OLE埋め込みオブジェクトをスキャン
ファイル(Microsoft Office ExcelスプレッドシートまたはMicrosoft Office Wordファイルに組み込まれたマクロ、メールの添付ファイルなど)のOLE埋め込みオブジェクトのスキャンを有効または無効にします。
メール形式を解析してスキャン
メール形式およびメールデータベースでファイルをスキャンするオプションを有効または無効にします。
このチェックボックスをオンにすると、メール形式のファイルが解析されてスキャンされ、各コンポーネント(本文、添付ファイル)のウイルスが解析されます。
オフにすると、メール形式のファイルが単一オブジェクトとしてスキャンされます。
スキャンする複合ファイルの最大サイズ
このチェックボックスをオンにすると、指定した制限よりも大きい複合ファイルをスキャン対象から除外します(圧縮ファイルから展開された大容量のファイルを除く)。
オフにすると、すべてのサイズの複合ファイルがスキャンされます。
[スキャン方法]セクションでは、コンピューターのスキャン時にカスペルスキー インターネット セキュリティが使用すべき方法を選択できます。このセクションの既定の設定は、選択されているセキュリティレベルによって異なります。
シグネチャ分析
シグネチャ分析の実行時には、既知の脅威の説明とそれらを処理する方法が含まれる定義データベースが使用されます。シグネチャ分析を使用して保護することで、最低限のセキュリティレベルを許容できます。
カスペルスキーが推奨しているように、本製品では常にこの分析方法を有効にできます。
ヒューリスティック分析
スライダー
スライダーで、ヒューリスティック分析のレベルを調節できます。ヒューリスティック分析のレベルは、脅威の検索の徹底具合、オペレーティングシステムのリソースへの負荷、スキャンに必要な時間のバランスを見て設定します。
ヒューリスティック分析には、次のレベルがあります:
- 低:実行ファイル内で見つかったより少ない処理について分析します。このモードにおける脅威の検知率は、やや低めです。スキャンにかかる時間は短く、リソースの消費も少なく済みます。
- 中:実行ファイル内で見つかった処理について分析します。カスペルスキーが推奨する設定です。
- 高:実行ファイル内で見つかったより多くの処理について分析します。このモードにおける脅威の検知率は、高めです。スキャンにかかる時間は長く、より多くのシステムリソースを消費します。
このスライダーは、[ヒューリスティック分析]をオンにすると使用できます。
[スキャン技術]セクションでは、ファイルのスキャン技術を選択できます。
iSwift
この技術は、NTFSファイルシステムを使用したコンピューターに向けて、iCheckerを発展させたものです。
iSwiftには制限があります。ファイルシステム内の特定のファイルの場所と結びついている点と、NTFSファイルシステム以外では使用できない点です。
このチェックボックスでiSwiftの使用を切り替えます。
iChecker
特定のファイルをスキャン対象から除外することで、スキャンの高速化を可能にします。カスペルスキー インターネット セキュリティの定義データベースの公開日、前回ファイルがスキャンされた日、スキャン設定に対して行われたあらゆる変更を考慮に入れた、特別のアルゴリズムを使用して、ファイルをスキャン対象から除外します。
iCheckerには制限があります。大容量のファイルには向かない点と、本製品が認識する構造を持ったファイル(EXE、DLL、LNK、TTF、INF、SYS、COM、CHM、ZIP、RAR)にのみ適用する点です。
このチェックボックスでiCheckerの使用を切り替えます。
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