補足資料 5:URL の正規化
Kaspersky Web Traffic Security では、次の 4 つの要素から構成される以下の形式の URL のインポートがサポートされます:
<プトロコル>://<ドメイン>:<ポート>/<パス>
ドメインの指定は必須です。URL のその他の構成要素の指定は省略することができます。
例:
https://example.com:8080/path
この場合、「https 」がプロトコル、「example.com 」がドメイン、「8080 」がポート、「path 」がパスです。
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URL の正規化でエラーが発生し、本製品でアドレスが受け入れられなかった場合、次の順序で対応することを推奨します。
- 問題の原因となっている URL の構成要素を特定します。具体的な手順としては、次の順序で構成要素を追加しながら、問題がどの構成要素で発生しているかを確認します:
- <ドメイン>
- <プロトコル>://<ドメイン>
- <プロトコル>://<ドメイン>:<ポート>
- <プロトコル>://<ドメイン>:<ポート>/<パス>
- 問題の原因となっている URL の構成要素の値が、以下の表の要件を満たしているかどうかを確認します。
URL の正常な正規化の要件
URL の構成要素
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要件
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プロトコル
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- ASCII 文字の英字(A–Z、a–z)で始まる必要があります。
- ASCII 文字の英字(A–Z、a–z)、数字(0-9)、プラス記号、マイナス記号、ドット(.)を含めることができます。
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ドメイン
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- IPv4 アドレス、IPv6 アドレス(角括弧で囲む)、完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定できます。
- 次の記号を使用できます:
. _ ~ ! $ & ' ( ) * + , =
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ポート
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1 から 65535 までの数値を指定できます。
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パス
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- パスの階層を区切る場合は「/」記号を使用できます。
- ASCII 文字の英字(a-z)、数字(0-9)、UTF エンコードの記号、パーセントエンコードの記号、および以下の記号を使用できます:
- . _ ~ : @ ! $ & ' ( ) * , =
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- 指定する URL にセミコロンが含まれる場合、URL の入力時にはパスを入力しないようにします。URL がリストに追加された後で、パスを指定することができます。
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