スタンドアロン版の Kaspersky Web Traffic Security を RPM パッケージまたは DEB パッケージからインストールした場合、外部のプロキシサーバーが使用されます。このプロキシサーバーは、製品と同じまたは別の物理サーバーにインストールできます。外部のプロキシサーバーの管理と設定は、オペレーティングシステムのリソースを使用して実行できます。
スタンドアロン版の Kaspersky Web Traffic Security の動作スキームを以下の図に示します。
本製品の ISO イメージを導入した場合、各クラスターノードにビルトインのプロキシサーバーがインストールされています。ビルトインのプロキシサーバーと Kaspersky Web Traffic Security(本製品の ICAP サーバー)の間では、本製品がインストールされているサーバーのローカルで、ICAP プロトコルを使用してデータがやり取りされます。
アプライアンス版の Kaspersky Web Traffic Security の動作スキームを以下の図に示します。
アプライアンス版の Kaspersky Web Traffic Security の動作
図の中の数字は、以下のトラフィック処理の手順に対応しています:
ユーザーが Web リソースへのアクセスを要求します。本製品がインストールされているサーバーにこの要求が転送されます。