既定のポリシーとタスクの自動作成

Kaspersky Security 管理プラグインをインストールしたあと、Kaspersky Security 管理コンソールを最初に起動するときに、管理対象製品のクイックスタートウィザードが自動的に開始されます。ウィザードでは、既定のポリシー、定義データベースのアップデートタスク、完全スキャンタスクを作成できます。

既定のポリシー

既定のポリシーは、([管理対象デバイス]の管理グループの)すべての KSC クラスターに対して、[Kaspersky Security for Virtualization 5.0 Agentless ポリシー]という名前で作成されます。

既定のポリシーの設定値は、次のとおりです:

既定のポリシーのすべての設定は、下位のポリシーで再定義できます。既定のポリシーを使用して、すべての SVM の全般的な製品設定を行えます。さらに、KSC クラスターのポリシーを使用して、各 KSC クラスターの SVM に対する設定を個別に定義できます。

既定のポリシーを利用できることで、SVM の導入直後から、ポリシーを手動で作成しなくても Kaspersky Security Center の次の機能を使用できます:

既定のポリシーを削除する場合は、管理者が作成したいずれかのポリシーがすべての SVM に適用されることを確認してください。ポリシーが SVM に適用されない場合、Kaspersky Security Center はこの SVM からのイベントを登録せず、この SVM によって保護されている仮想マシンを表示しません。

定義データベースのアップデートタスク

定義データベースのアップデートタスクが[管理対象デバイス]の管理グループに対して作成され、すべての SVM の定義データベースをアップデートできます。このタスクは、アップデートパッケージが Kaspersky Security Center 管理サーバーのリポジトリにダウンロードされるたびに開始されます。

完全スキャンタスク

完全スキャンタスクは[管理対象デバイス]管理グループを対象に作成されます。このタスクを使用して、すべての SVM で保護されるすべての仮想マシンでウイルススキャンを実行できます。

完全スキャンタスクの設定値は、次のとおりです:

このタスクは、手動で実行できます。

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