アドウェアは、ユーザーに広告を表示することを目的としています。たとえば、他のプログラムのインターフェイスにバナー広告を表示したり、検索内容の送信先を広告 Web サイトに変更したりします。アドウェアの亜種の中には、ユーザーに関するマーケティング情報を収集し、それを開発者に送信するものがあります。この情報には、ユーザーが表示した Web サイトの名前や、ユーザーの検索の内容などが含まれます。スパイウェア型のトロイの木馬とは異なり、アドウェアは、このような情報をユーザーの同意を得てから開発者に送ります。
Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンの保護でネットワークドライブ上のファイルをスキャンしない場合、[保護範囲]セクションの[ネットワークドライブをスキャンする]をオフにします。既定では、Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、ネットワークドライブ上の保護から除外されていないすべてのファイルがスキャンされます。
Linux オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、サポートされるネットワークファイルシステム(NFS および CIFS)上のファイルが常にスキャンされます。ネットワークファイルシステム上のファイルを保護範囲から除外する場合、ネットワークファイルシステムがマウントされているディレクトリを保護から除外するように設定します。
既定では、除外リストには、Microsoft により推奨されたオブジェクトが含められます(推奨される除外リストについては、Microsoft の Web サイトを参照してください)。これらのオブジェクトは、メインプロテクションプロファイルが割り当てられたすべての仮想マシンで保護の対象から除外されます。[ファイルとフォルダー]の表でこれらのオブジェクトのリストを表示および編集できます。