製品の削除

Kaspersky Security 全体を削除することも、いずれかの製品コンポーネント(ファイル脅威対策やネットワーク脅威対策)のみを削除することも可能です。

Kaspersky Security 全体を削除するには、次の操作を実行する必要があります:

  1. 仮想インフラストラクチャから両方の Kaspersky Security コンポーネント(ファイル脅威対策とネットワーク脅威対策)を削除します。
  2. VMware NSX Manager で両方の Kaspersky Security サービスの登録を解除します。

    Integration Server コンソールで Kaspersky Security サービスの登録を解除することもできます。VMware NSX Manager で Integration Server(Kaspersky Service Manager)の登録も解除されます。

  3. Kaspersky Security 管理プラグインと Integration Server を削除します。
  4. 製品をマルチテナンシーモードで使用している場合、Kaspersky Security(テナント用)管理プラグインと、テナントの仮想マシンの保護を管理するために作成された Kaspersky Security Center の仮想管理サーバーも削除する必要があります。

    仮想管理サーバーの削除について詳しくは、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

いずれかの Kaspersky Security コンポーネントのみを削除するには、次の操作を実行する必要があります。

  1. 仮想インフラストラクチャから Kaspersky Security コンポーネント(ファイル脅威対策またはネットワーク脅威対策)を削除します。
  2. VMware NSX Manager で、削除した製品コンポーネントに対応する Kaspersky Security サービス(Kaspersky File Antimalware Protection または Kaspersky Network Protection)の登録を解除します。

ファイル脅威対策がインストールされた SVM が削除された場合、SVM のバックアップに保管されていたファイルのコピーは自動的に削除されます。ネットワークデータ保管領域の使用が SVM に対して有効になっている場合、この SVM からのファイルのバックアップコピーは、ネットワークデータ保管領域内の別のフォルダーに保存されます。

ファイル脅威対策とネットワーク脅威対策を削除したあとも、SVM は Kaspersky Security Center の管理コンソールに表示され続けます。Kaspersky Security Center の設定で指定された時間が経過すると(Kaspersky Security Center のヘルプを参照)、SVM は管理コンソールから自動的に削除されます。製品の削除手順が完了したら、Kaspersky Security Center 管理コンソールから SVM を手動で削除できます。

SVM が Kaspersky Security Center の管理コンソールから削除されるまで、これらの SVM で発生したイベントは Kaspersky Security Center に保存され、Kaspersky Security Center のレポートおよびイベントログに表示されます。

ファイル脅威対策がインストールされた SVM のバックアップ保管領域に置かれた、ファイルのバックアップコピーのリストも、Kaspersky Security Center に保存されます。ただし、ファイルのバックアップコピーに対して処理を実行することはできません。

このヘルプセクションの内容

VMware 仮想インフラストラクチャからの Kaspersky Security コンポーネントの削除

Kaspersky Security サービスと Integration Server の登録解除

Kaspersky Security メイン管理プラグインと Integration Server の削除

Kaspersky Security(テナント用)管理プラグインの削除

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